本とインタビューと引きこもり製作の日々


新宿花園神社のソメイヨシノ

桜も散って、ハナミズキの季節に移り変わり、
あっという間に初夏になりそうな予感がしますが、
私の鼻もあと少しの辛抱だと思うと
迎える夏に戦々恐々としてしまう今日この頃 😯

今月はかなり久しぶりに市の図書館へ行ったりしてました。
と言うのも、ブランド立ち上がって以来、
いつか挑戦したいと思っていた公募展への出展の為です。

ブランド用の商品ではなく、
作品として、デザインの参考にこちらの2冊を借りました。
マニアック。。。(右は阿修羅のジュエリーという題名です)

借りた右の本の横に、偶然見つけた同業の方の左の本。
(SNSでは少し呟いていたのですが、
何となく色々な繋がりを感じブログに綴る事にしました。)

こちらの作者の方は、過去に偶然訪れた展示会で素敵な
ジュエリーを展示されていたので、
少しお話をして頂いた経緯がありました。

当時の印象は感じの良い方で、
私自身ブランドを立ち上げてまだ数年だったので、
期せずして仕事のアドバイス等もして頂き、
不思議なご縁に感謝してました。
印象深かった事もあり、
長年ブランド名刺を保管していました。
HASUNAさんと言うブランドさんです)

略歴を拝見したらまさかの年下で、当時は勝手に
年上の方かと思ってました。
大変しっかりされた印象で、文面を読んでいても
納得せざるを得ない経歴の持ち主で重ねて驚きました。

そんな彼女の本を読み、改めて「私があまり貴石を使用しない
理由はここにもあるんだよな〜」とちょっと
考えてしまう、そんな内容でした。

ryuroruでは基本的に半貴石と言って宝石と
呼ばれるものは使用していません。
※オーダーや限定品にスポットで使うことはありますが 😳

気軽に身に着けて頂きたい思いと、
自身が長年アクセサリーを身に着けていて
感じていた事の中に「お手入れのしやすいもの」
と言う事へのこだわりがあったからです。

シルバーのお手入れが面倒と言われたら、
身も蓋もありませんが(笑)

あの程度は許容範囲。
慣れれば何とかなると言う結論に
落ち着いたので、きっとズボラな私ができるので
皆さんも大丈夫。

話が逸れましたが、宝石や貴金属を取り巻く環境を
何となくふわっと認知していた事もあり、
この本でまざまざと厳しい現実を見せつけられた思いがし、
今後の商品展開にも変化が齎せられたら良いなと言う
読後感想です。

肝心のメインのデザイン参考書籍は、
タイトルにも書いたのですが、
ニューヨークでお世話になっているNijiさんの
インタビューにこの度お声がけ頂き、
そこでも語っている内容が反映されている
本のセレクトととなっています。

公募展用に製作している作品がryuroruの商品としてではなく、
どちらかと言うと、私自身、
ブランドコンセプトが生まれるまでを
表現しているデザインとなっており、
今月はそちらに重きを置いて引き籠ってました。

テスト段階の色付け用に胡粉もどきの物を作ったり、
売る為ではない作品作りが、久しぶりに
過去のモノづくりの楽しさと商品とは違う苦しさを
体感している日々です。

自由なだけにどこまでも凝ってしまえる反面、
時間は有限なので、伝えたい部分はしっかり
形に分かりやすく残したいと言う思いもあり、
どこまで出来るか挑戦です。

とは言え、来月からはイベントもスタートするので、
必要な備品の手配もしなければと、
いよいよ少なくなったジュエリーポーチを発注。
無くなり次第こちらで今後はお渡し致します。

個人的に便利だったコットンのミニ巾着ポーチを
海外に発注。窓側で日サロ中。

↑この量をこの梱包↓に収めるの、無理があるやろ…、
と突っ込みつつ、一枚一枚検品。

他にもずっと作らなきゃいけないと思っているシールも
いい加減手配をかけないとまずいなーと思っていたり、
そんな感じで4月は去年とは違った日々を過ごしております。

月末には私もお声がけ頂いていた知人ブランドが多数
出展するグループ展へ行く予定でいます。

来月の自身の企画イベントが絡んでいた事や、
公募展のこともあり、出店を見送りましたが、
ゴリゴリの作り込みをされる
ブランドさんが多数いらっしゃるので、
今から楽しみです。

最後にしつこく、リンクを載せておきますが、
ryuroruがブランドを立ち上げるまでの経緯を
人様にインタビューして頂く機会など
今まで無かったので、
とても気恥ずかしくもありつつ、
ブランドを立ち上げようとしている方や、
進路で悩んでいる方や岐路に立たれている方などの
後押しが出来れば幸いですので、
宜しければぜひご覧ください。
ryuroruインタビューby Niji