別注品とデザインするという事

少し前になりますが、吉祥寺パルコのイベントで
仕事を通して知り合った友人からオーダーを受けた
商品を漸くお渡しできました。

気にいるペンダントトップがないからと、
オーダーにイベント会場に訪れてくれた友人は、
私の商品の中から、気にいるデザインを見つけてくれ、
今回ペンダントトップにしたのがこちら。
suquare flat pierce

シンプルなデザインが好きな彼女。
ボリューム的にもサイズ的にもデザイン的にも
ピッタリとイメージにハマったようで、
その場で話し合い、すぐに決定できたのも
勝手知ったる間柄のおかげです。

実際に着用した画像送ってくれました。

いつも応援してくれている彼女にこの場を借りて
改めてお礼を伝えたいと思います。

そして、タイトルに書いたデザインについて。
実は昨年からずっと頭を悩ませていた事があり、
あまりにもしっくりこない事で、
なかなか進まず若干そんな自分に嫌気がさし、
寝かせると言う名の放置プレイをしていた事がありました(汗)。

私は基本的に閃き型のデザインをするタイプなので、
ある程度悩んでしっくりこないと、
一旦そこから離れ、寝かせるのですが、
今回は本当に寝かせようが、煮ようが焼こうが熟成させようが、
中々先に進まないので、これはまずい、真剣に考えないと・・・と思い、
常に意識して考える様にしたら、結局
閃き型で、漸く『これだ!!』と言うコンセプトが見つかりました。
しかも海外ドラマを見ているタイミングで(笑)

なんのことやら主語がなくて申し訳ないです。

何かと言うとブランドとしての商品企画ではなく、
個人的に頼まれていた企画があり、
実験的な商品を、期限無しで取り組んでいたのですが、
コンセプトを落とし込むのに情報が少な過ぎて、
どうしたもんかと。
ジュエリーではなく、アクセサリーとして、
男性向けのアイテムと言う縛りで
考えていたので、これまたかなりハードルが高く、
私自身「確かに需要はあれど、形にする事は
難しい」と、特にその部分にはブランドとしても力をいれていませんでした。

でも実際にジュエリーやアクセサリーを身につけない
男性という存在は大多数おり、そういう人にでも
気軽に身につけられるものという部分で、
私自身ちょっとした挑戦でもあり、
実際贈る側の立場に立って、商品として
デザインすることにしました。

ただ、コンセプトは見つかったものの、これがまた、普遍的すぎる形なので、どこまでデフォルメするか問題が発生。

最後の壁にこれから向かおうと思います。

とりあえず最初の関門を突破できた事が個人的には嬉しく、まだ形にもなってないのに思わずブログに綴ってしまいました。

またある程度形に落とし込めたらブログに綴りたいと思います。

次のブログでは本日納品した、新作のリングについてご紹介します。