2023年6.7月LUSCA平塚在店スケジュールと新作のお知らせ

来週から始まる、ラスカ平塚でのpop up storeの
在店スケジュールをご案内致します。

6/21(水)10:00−18:30
6/22(木)off
6/23(金)10:00−18:30
6/24(土)10:00−18:30
6/25(日)off
6/26(月)10:00−18:30
6/27(火)off
6/28(水)off
6/29(木)10:00−18:30
6/30(金)off
7/1(土)off
7/2(日)10:00−18:30
7/3(月)10:00−18:30
7/4(火)11:30−20:30

新作はちょっと久しぶりの宇宙シリーズより
水星ピアスです。

品名 mercury pierce
価格 18,700円(税込)
素材 シルバー925、スワロフスキーパール、樹脂キャッチ

ryuroruが立ち上げ当初に製作していたことのあるモチーフで、
今は廃盤となっている型の後継モデルを製作してみました。

水星の色と言うのは実際には
色々な色で表現されていますが、
当初から一貫してパールの色で表現していたのは、
人間の目の色に映る色が
灰色がかったモノトーンカラーだったからです。

詳しくはネットに載ってますが、
私が参考にした画像はこちら

形状的には表面がぼこぼこした月のクレーターの様な
水星のテクスチャーを丸いシルバーパーツで
表現してみました。

月との類似点も多い事から、
パールの淡い色みで表現出来ているので、
ryuroruの月シリーズのデザインとの相性も抜群です。

6mm直径のスワロパールをメインにデザインした
水星ピアスは、私も以前から需要があるのでは
と感じていたサイズ感。

最近定番化しつつある2wayデザインに
今回も落とし込みました。
立体感があり、パールを正面向きで付けるとかなり
ミニマルなデザインです。

実は、こちら着用画像がまだ撮影出来ていないのですが、
試着段階で、もっと可愛い見せ方があるはずと思い、
前後逆につけた所、(キャッチのシルバーの丸玉が
前に来る見え方)

「!!!!」
となり、思わず近くにいた部長に
「これ可愛くない?!!」
と見せたところ、見事に同意を得られました(笑)
パールがチラッと後ろから見えるので、
ピアスホールが相当上に空いてない限りは、
同じ見え方になると思います。
また横からの見え方も相当可愛い立体感があるので、
大人の女性にも女性にも喜んで頂けるかと思います。

物撮りも今日ギリギリで撮影していたので、
着用画像はまた後日トライしますが、
是非ご期待ください♪

最近自らもパールの白の艶感、モノトーンカラーの
使いやすさに目覚め、プライベートで
ヘビロテしていたのが、四角系の形の限定モデルの
フープ型ピアスでした。


※こちらの下りパーツを外した状態で着用

その他にも私自身、右耳にピアスホールが二つあるので、
いっぺんに通すことが可能な、自分専用のboltピアスにも
パールが入っていたことから、
改めてパールの万能性を実感。

そこで新作にもパールを使用しようと、
当初のデザインから、二転三転して着地しました。

スパッと出来ずに半信半疑で形にしつつ、
構造問題で強度が不安になり、
ギリギリで変更という事を繰り返し、
漸く量産型に仕上がった商品を眺めた時、
キラキラと光って見えたのが、
産みの苦しみの賜物だなと
思わず自画自賛しました(笑)

前にも書いた気がしますが、
シンプルでミニマルなデザイン程
難しく感じる私。

どこかで見た事があるデザインに
ならない様にしていても、
これだけ普遍的な形をデザインするというのは
相当リスキーだと感じています。

その為、着用時の面白さで個性を出すように、
毎回頭を捻っている次第です。

いつも自撮りで申し訳ないですが、
近日中にインスタに画像をアップしたいと思ってますので、
ご覧頂けましたら幸いです。

さて、ここからは余談ですが、
先日インプットをしないとやばい、
とアイディア枯渇状態だった私は、

ガウディ展と迷い、上野で開催中のマティス展
行ってきました。
マティスは名前は知っているけど、作品を把握している程
詳しいわけではなく、でも絶対見た事がある筈、
と言う確信があり、
(実際過去にポストカードも買っていたのですが(笑))
それも後から分かるレベルに、各年代で製作している
作品の画風が異なり過ぎて、すぐに気づけませんでした。

そして私が好きなピカソやシャガールと何が違うのか、
何故その二人の絵が好きなのかを、
敢えてそこまで好きではない、でも気になる程度の
画家の作品を観て再認識しました。

マティスは本人も自ら自身の作品を
不完全、未完成と表現しているものがあったのですが、
恐らくそれが私にとってはしっくりこない部分だったんだなと。

これは完全に私個人の感じ方ですが、
ピカソやシャガールの構図や色彩センスが、
自分の感覚にすんなり入ってくるイメージの様です。

色の置き方やスペース、余白の使い方など、
計算され、完成されている印象があり、
自分自身その部分が割とウィークポイントだからこそ、
マティスの作品に同じ要素を感じて違和感が
出たのではないかなと。

作品を否定するつもりは毛頭ないのですが、
アートは個人が自由に受け止められる部分が
また大きな魅力でもあるので、
色々な見方があって当たり前ですし、
それらは全て正解だと思っています。
(マティス好きな方がブログを読まれていたら、
ごめんなさい、完全に私個人の見解です 汗)

文章にするとどうしても否定的な印象を与えてしまうので、
表現が難しいですが、アートを通して、
自分の内面に気づけたのは、
大きな収穫でした。

見応えたっぷりのマティス展。
20年ぶりの開催で、世界最大規模の
マティスコレクションを誇る
パリ、ポンピドゥー・センターから
名品約150点を紹介しているそうです。
(サイトから引用)

円安で中々現地に行けないからこそ
(私は(笑))観に行けて良かったなと
感じました。
・・・でもやはりフランスには行きたい。

私の大好きな彫刻家の美術館もあるし、
早く円高になってくれと当分先な野望を抱きつつ、
その日までコツコツ貯金したいと思います。

因みに私が撮影したマティスの作品が渋過ぎた件。
※撮影許可のある作品です

左上の絵に関しては『このラフ画みたいの、
驚異的にラフだな』と、思わず心の中で突っ込みながら
撮ってしまいました。
その他はおじさんと裸婦(雑)

画風の変遷が面白いと言うのが本当に
率直な感想です。そこまで変われるのが
逆に凄いなと、やはり偉大な画家だと言う事を
認識させられた展示となりました。

来月からryuroruは少し落ち着く日々が戻るので、
またちょこちょこインプットしていきたいと思います。

後少しで量産が終わる所なので、もう一踏ん張りして、
イベント会場で皆様にお会いできるのを楽しみにがんばります!