2022年を振り返り

去年のブログはいつ何を書いていたかと振り返ってみたら、
見事に大みそかに書いているギリギリぶり 😯

今年は無事に本日online storeに福袋とセール品と限定品のアップが終わりました。

今回は福袋を減らし、単体でお得にご購入できるように、
20~30%offの商品を中心にご用意しました。
また限定品に関してはテストサンプル品となる為、
再販予定のないものを2点ほど製作しました。
TOP画面よりCATEGORY2023年福袋とsale品と限定品から
ご覧いただけます。
元旦(日)0時丁度から1/7(土)までの販売となります。

年明けは1/4より営業しますがサイトはオープンしてます。
尚、受注の確認は三が日はお休みいたしますのでご注意ください。

世間では昨日仕事納めの方も多かったと思いますが、
ryuroruは26日に御徒町での最後の仕事納めをしてきました。

いつも御徒町へ行く際は、一編に仕事を終わらせる為、
日暮里の生地屋街にも併せて買い回りしてきました。

そこでの一コマが印象的だったので今年最後のブログネタとして綴りたいと思います。

今回のクリスマス単独出店の際の、
別注品を製作するに当たり、仕入れ先にしているとある生地屋さん。
販売のおばちゃんがとても気さくで、いつもトークが面白いのですが、
今回は前回とはまた別の方。

前回の失敗を生かし、尺角サンプル片手に、まずは同じ生地を目的の売り場で探し回りました。
いつも生地の場所が地味に移動するので、案の定見当たらず(笑)、
おばちゃんにヘルプ。

「あーこの生地良かったわよね。これ確かもう売れちゃったのよねー。」
『やはり!』(無いなと思ったらやはりないよねー。と。)

似た生地でも良いからとにかく探さねばと。
『グレー系でこれと近しい質感の生地ってないですかね?』
「こういう系って結構売れちゃうのよね。」と言いつつも、
色々と探して提案してくださるおばちゃん。

「本当にうちみたいな生地屋はその時の出会いだから、出会い系なのよ」と。
・・・『出会い系!!(爆笑)』
まさかここで使われるとは!!しかも私の母より少し下位の年齢の方なのに、
そのセンス最高!と心で思いつつ笑いながら生地を探す私たち。

結果、目的のチャコールグレーは見当たらず、
色展開しようとしていた黒系の別の生地を探してくれ、
その色がまた濃紺の地模様が入っているような素敵な質感の生地で、
『これ買います』、と要尺を確認したら、まさかの生地足りず!

またかよー!!!と言うわけで、『うーん』と悩んでいたら、
「他のお店にあるかもしれないから、行ってみたら?」
とまさかの競合店を教えてくれると言うミラクル発生。

「これ(選んでいた黒系の生地)一応取っておくから。
まだ日暮里のお店は開いてるし」と何とも素敵なご提案。

私もお客様の本当に必要なものをご提案する接客スタイルを心がけているので、
何とも嬉しい気持ちになり、
(歩き回るのしんどいけど、行ってみよう)と言う気持ちに。
いざ教えてもらった生地屋へgo!(既に歩き回っていて疲れてたんです(笑)

すると近隣店舗でまさかの探していたチャコールグレーの生地発見!!
必要な分だけ入手し、シーズンでまた生地を変えようかななどと考えつつ、
おばちゃんの元へ。
『ありましたー 😀 』と伝えたら、「あら良かったわねー! 😛 」と喜んでくれると言う。
もうお母さん?となりつつ、取り置いて頂いていた生地も無事入手し、
新たに自分が欲しいものを作る野望を胸に帰路につきました。

本当は急ぎで必要な訳ではなかった色展開の生地。
ぼんやり考えていたところ、面白トークがきっかけで、
やってみようかなと言う心になった今回の出来事。

接客の力って凄いなと改めて思いました。人との関係性で
購買するかどうかも変わると思うと、自分の商品を売る身としては、
身が引き締まる思いです。

同じ立場だからこそ接客される時は、色々観察もしてしまう職業病。
今後は改めて気を付けて売場に立とうと接客経験18年の私が顧みた一幕でした。

今年は新たな事に色々トライ(虎だけに)出来た実りある一年となりました。
来年は新しい売り場でのイベントが決まっており、
また新たなONLINEサイトでの販売もあり、
海外での出店も視野にチャレンジしていきたいと思っている次第です(英語は二の次(笑)。

顧客の皆様におかれましては本当にこの一年お世話になりました。
今年のryuroruの新作達はいかがでしたか?
お気に入りの子は見つけられましたでしょうか。

皆様の喜ぶ顔を糧に来年も引き続き新たなデザインを生み出して参りますので、
2023年も変わらぬご愛顧の程宜しくお願い申し上げます。
またイベント会場でお目にかかれる時を楽しみにしております。

それではどうぞよい年をお迎えくださいませ。

(日暮里の可愛いボタン屋さん。オリジナルのボタンを作れるなと思ったryuroruでした。)