声の重要性
何かを聴きながら作業をする事が
習慣化している私ですが、
その割合が相当増えたんだなと自覚してきた今日この頃。
今の仕事をし始めてから、気付けばずっと
ラジオを聴きながら製作していたのは元より、
会社勤め時代も様々な業界にいたので、
職場でラジオを聞ける環境がベースとなっていました。
(これは過去にブログに書いた事があり。)
今回改めて発見したのが、話し方、声質、話すテンポが
とても重要だという事。
自分自身色々な番組を常に聞いているのですが、
ラジオではなく、スマホのアプリで聴ける
ポッドキャストを多用していると、
ネタ切れになりつつあり、常に新しい番組を探すことになっていた昨今。
(沢山の番組や面白いパーソナリティがいるのに、
何故しっくりくる感じが少ないんだろう?)という壁に当たりました。
どうしたらしっくりくるものに巡り会えるのか。
それは内容なのか、パーソナリティなのか、色々聞きながら試すうちに、
これは声質が苦手、
これは内容がイマイチ、
これは話すテンポが苦手、
など、完全に拗らせおばちゃんと化してきつつも(笑)、
一つの答えに辿り着いたのが、これらの要素でした。
・声が少し低め
・話すテンポが耳障りじゃない速度
・聞き取りやすく、遅過ぎない
・声質が通り過ぎず、少し鼻にかかっている
・内容が偏り過ぎていない
・disっててもしっかりとフォローやオチが入っている
これが私が聴き続けている番組に共通するポイントでした。
とは言え、内容は基本的には雑談系が多く、
唯一ニュース番組だけはまめにチェックしている様な程度で、
ガチ勢かどうかは微妙な所ですが、
話し方って凄い影響力があるんだなと、
改めて実感している日々です。
そして話し方に人柄が表れると言うか、
人間性が相当表れている事に気付かされたのが、
とある番組の女性リスナーのコメントでした。
結構辛口で、興味のある内容だったので、
試しにその番組を聴いてみたら、
「確かに!」と納得してしまった話し方で、
話し方はもちろんですが、
話す内容が、相手の話を受けて、
答えると言う感じではなく、
とりあえず聞くけど、次の話題が少し飛躍して
一方的で聞き手がいても、あまりその聞き手に意識を向けずに
次に進んでいたので、
『この人は会話をしているのか?
それとも独り言なのか?』
と、そんな想いを抱かされました。
私もそれらを聴いて、怖いなと思ったのは、
自分が売り場にいる時に、割と流れでドバッと説明をしてしまっている事も
あるなと感じていること。
これはたまに反省はしているのですが、
様々なお客様がいる中で、色々な感じ方をされる方がいるんだと言うことに、
今一度意識を向ける必要があるなと思った次第です。
幸い私は声が低めで、テンション上がらないと早口にならないので(笑)、
この点は自分的に勝手にokを出しましたが
(きっと私の話し方が嫌な人も存在するはずと思いつつ)、
接客時にあまり声を張らないので、
聴こえ辛いのがネックな部分でもあり、
極力お客様と同じテンションで話すように心がける様にしています。
そしてこれらはラジオに限らず、
映像でも影響を受けていたのか、
つい最近見終わったNetflixの『地面師たち』のキャストも
声質が後からツボだったことに気づきました。
元々内容、音楽、キャスティングが面白そうだと思っていたのですが、
割と声が低めでいい声の役者さんがメインキャストにいた事もあり、
最近集中力がすぐ切れるこの私が、
集中して一気見できたレベル。
人の興味が惹かれる要素はそれぞれだと思いますが、
私は改めて声の重要性に気付かされました。
こう言う自分の糧に出来そうな要素を無意識に発見出来た事が、
ちょっと面白かったと言うお話しです。
「なぜ?なに?」と言う疑問は自分を掘り下げる時に
とても重要だなと思う様になったのは、
企画会社にいた時に、上司から「理由を常に考える様にしろ」
と叩き込まれたからです。
デザインで言えばコンセプト。
ものの考え方を柔軟に変えられる年齢の時に、
この考え方を植え付けてくれた当時の上司には心から感謝ですが、
今で言う、めちゃめちゃブラック企業だったので、
若いからこそ乗り越えられたなといつも思います。
話が逸れましたが、何となく最近声を活かせる仕事って
面白そうだなと思ったryuroruの雑談ブログでした。
まぁ、喉が劇弱なので現実味のない妄想なのですが(笑)